〜The relationship between Dominant and Submissive 〜

理性的で、人として尊敬できる独身のDominantの方との奇跡を信じて…

とってもとっても大事な事…


私は、何を隠そう もう10年以上 SMをしていません。



可哀想・女性として終わってる…と笑いたくなる方もいるかもしれませんが、自分はそうは思っていません。それには理由があるからです。




ただ、SM行為はしていなくとも、数年前まで大好き過ぎて堪らない男性はいました。
今までの記事でもほんの少しだけ触れた事がありますが、一度もご主人様と呼んだ事がないけれど、主従関係だった人です。




その方とは精神面での特別な繋がりがあったので、何かをするとかはありませんでした。
何もしなくても彼と心通わせていられるという実感があるだけでこの上なく幸せでした。
本当に最愛の人でした。




そして、そのずっと昔、初めて主従関係になった人がいました。
その方は私の事を愛奴と呼びましたが、私は当時その呼び名が凄く嫌でした。




当時の私は、日常から常に主従関係でいる事の悦び・安心感・愛奴と奴隷の違いなどもまだ理解していなかったのです。




ですがご主人様はその呼び名の通り、本当に精神面において大切にしてくださり、深く愛してくださりました。




ご主人様は当時30歳。私は20代でした。
見た目はオシャレで派手な方でしたが、内面はとても真面目で、精神面においての躾をする事に悦びを感じられるお方でした。
この方に出会って、私は初めて男性を心から信頼する事が出来たのでした。セックスをするわけでもないし、トラウマがあるなら男性器に触れなくてもいいと言ってくださっていました。




でも、手を繋いだりキスをしたりはするので、私を不安にさせたくない一心で、主従関係を結ぶ前にHIV検査をはじめ恐ろしい感染症の検査に自らの意思で行ってくださいました。




保健所では結果の証明書が発行されないので、実費で病院に行き、そして結果が書かれた証明書を私に手渡してくださいました。




それで陰性だとわかってから、初めて手を繋いでくださり、身体にも触れてくださいました。
それまで何度も会ってはいましたが、きちんと結果が出るまでは私の為にずっと我慢してくださっていたのです。




男性器については、ご主人様から性器に触れるようにとは一度も言われませんでした。
でも、私は触れてみる努力をしました。




最初は服の上から…そして徐々に今度は下着の上から… そしてついに裸になっても触れる事ができるようになりました。




ご主人様は、いつもいい香りがしました。
これまでの男性とは違い、ご主人様は男性器までもがとても清潔でとても良い香りがしました。
あんな良い香りがする人は初めてでした。




それ以上はなかなか難しかったですが、病気がない事の安心感と、いつも触れる時は良い香りがしていたので、ご主人様のは特別なのだと思えるようになりました。




そのお二人に関しては、安心して主従関係を結んでいたので、恐れるような事はありませんでした。




しかし残念ながら、私のSM経験はそのお二人だけではありません。
そのお二人だけなのであれば、この世界の思い出は全て素敵なものになっているはず。
この世界について深く悩む事も無く、心身共に深く傷つく事はなかったと思います。




やはり、”何をするか”では無く、”誰とするか”が大事。
過去の失敗から、そう学ぶ事ができました。




お相手選びを間違えてしまうと、深い心の傷だけではなく身体にも取り返しの付かない様々な傷が付いてしまう事を、私は身をもって経験したのでした。




短い期間しか続かなかったお方もいれば、長く続いた方もいて、時期は違えど私は他にも数人とSMを経験しました。




例えセックスをしなくても、精液に触れなかったとしも、恐ろしい病気に感染する可能性はゼロとは言えません。
もちろん、相手側から見ても然り。
愛液に潜んでいる場合もあります。




自ら相手の事を考えて誠意を持った行動を示してくださる方は稀だと感じました。




後の方達は、実際には検査に行っていないのに行ったと嘘をつく人が大半でした。
どうやってその嘘に気付けたのか詳細は明かせませんが…
駆使すれば嘘は必ず明らかになるものです。




中には「あんなのは世間が騒いでいるだけ。実際に感染なんてするわけないだろ」とキレた人もいました。




やはりそういう方達は、いきなり音信不通になるケースが多かったです。




私がこれまでの失敗から学んだ事は、「自分の身は自分で守る」という事です。




私自身、10年以上経った今でも正直不安は拭えませんでした。
いつまでも恐れていても何も進展しないので、勇気を出して検査を受けに行き、結果が明確になって初めて安堵し、過去を清算できたと感じています。
陰性である事の証明書も、もらって来ました。
これは過去の自分への戒めと、これからの未来の為に大切に大切に持っておきます。




若い頃のSMという欲求に溺れてしまった反省点を踏まえて、もう二度と自分を安売りはしないと心に誓いました。



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