〜The relationship between Dominant and Submissive 〜

理性的で、人として尊敬できる独身のDominantの方との奇跡を信じて…

2回目の羞恥検査…


「次は、歯もじっくり見ます。」
お兄さんからそう言われていたので、覚悟してお会いしました。


検査を始めるまでの流れとしては、前回と同じです。


私が安心して検査を受けられるようにと、今回も鞄の中身や持参した物を全て出して机の上に並べて見せてくださいました。


その中に、前回の道具に加えて、デンタルミラーと開口器具とカットロールと舌圧子がありました。


舌圧子とは、一般的には耳鼻科や内科等での診察時に使用する舌を押さえて喉を診る棒状のものらしいのですが、私が使用されたのは、開口器にセットして舌が暴れないようにする為の器具でした。


まず、お兄さんの膝の上に頭を置いて、頑張ってお口を開けるように優しく優しく…促されます。
そうすると状況的に、互いの目が近いわけで…。
私はどうして良いのか戸惑うばかりで、恥ずかしさの余りまた目をぎゅっと強く瞑りました。


お口を開かされた後は、もう委ねる他ありません。


お兄さんは、歯を見るのが目的なので…
デンタルミラーを使って、健全歯や治療痕を隈なく検査していきました。


私は…歯を知られてしまう事は、もちろん恥ずかしいのですが…
それよりも、お兄さんの大きな手指で…唇を捲ったり拡げたり…なすがままコントロールされる事にどうしようもない羞恥心と何故か強い安心感を覚えたのでした。


処置歯を知られるのは、私にとってはとても恥ずかしい事です。
しかし、健全歯や喉を見られるのはあまり恥ずかしいとは思いません。



ですが、もうすぐ鼻に到達してしまいそうなぐらいに上唇を捲りあげられた時…
羞恥心だけではない何かを強烈に感じました。



優しく丁寧にゆっくりと拡げられていく感覚…
どこまでも引き延ばされて変形させられてゆく…
「私の唇は、お兄さんの好きな形にされてしまっているんだ…」そんな風に思ってしまいました。




そして…カットロールを上唇にセットされてしばらく開口させられていると、次第に唇が渇いてきて、「もう、お口閉じていいですよ」と言われた時には、私の唇は自力では閉じる事ができなくなってしまっていました。
とても恥ずかしくて顔から火が出そうでした。


お口を開けたままだと喋れないので…「あわあわあわ…」としか発言できません。お兄さんはクスッと嬉しそうに微笑みながら、察してくれた様子で丁寧に前歯にくっ付いた上唇をそっと指で摘み、元の状態に戻してくれました。


そうして私はやっとの想いで、お口を閉じる事が出来ました。
そんな恥ずかしい状態にされてしまったのに…私の心はキュンとしていた事を覚えています。


その後、休憩を挟んでくださって…
「もう少し、頑張れますか?」と聞かれたので、私は「はい…」と答えました。



そして、次は開口器具を装着されました。
それだけでも少し恥ずかしかったのですが、更に舌圧子を開口器にセットされたので、今度は恥ずかしさだけではなく苦しさも感じました。


お口を開けさせられている…という現実と、舌を拘束されているので苦しくても舌を動かして訴える事もできない…


とんでもない羞恥心と少しの苦しさと声にならない声で甘い吐息を漏らしてしまっている事実が自分の中で交差して、「信頼するお兄さんにこんな恥ずかしい事をされているんだ…」という現実にとてもドキドキしてしまいました。


でも…開口器具を装着した後は、もうお兄さんの手指で唇に触れられる事はなくなり…
開口器に任せて、デンタルミラーでひたすら歯を診る事に集中されていました。
私は、少し寂しいような残念なような気がしました。


その時、気付いたんです…
「私は”歯”を診て欲しいわけではないんだ…」と…。


私自身は、耳鼻科ごっこがしたかったわけでもなく、歯医者さんごっこがしたいわけでもなかったのだと…。

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